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2076116 - データ管理 - マニュアル総合スコアのインポートの設定ガイド - パフォーマンス管理

Symptom

  • マニュアル総合スコアのインポート
  • 設定ガイド
  • 管理者によって実行される一括インポート/更新を使用したパフォーマンス管理フォームでマニュアル総合スコアを更新する機能

Environment

  • パフォーマンス管理

 

Resolution

 sysoverallperformance、sysoverallobjective、sysoverallcompetency、sysoverallpotential、sysoverallcustom01、sysoverallcustom02 に対する値をインポートする方法

 制限事項:

  • 目標またはコンピテンシーに対する他のフォーム評価をフォームに直接インポートすることはサポートされていません。
  • このジョブを Quartz ジョブによって自動化することはできません。
  • 後述の詳細な制限事項および FAQ を参照してください。

 

マニュアル総合スコアのインポート

設定ガイド

機密情報: SuccessFactors 社員、顧客、パートナーのみ

はじめに

ビルド b0811 (2008 年 11 月) において、管理者によって実行される一括インポート/更新を使用したパフォーマンス管理フォームでマニュアル総合スコアを更新する機能を導入しました。この機能によって、管理者はスコアを一括更新することができます。この機能には主に 2 つの使用ケースがあります。1 つ目の使用ケースは、SuccessFactors システム以外で総合スコアを更新するパフォーマンス評価プロセスです。この例として、他のシステム (セールス、財務など) からの調整プロセスまたは影響があります。2 つ目の使用ケースは、パフォーマンス評価スコアを以前のアプリケーションから SuccessFactors に移行する方法としてこの機能を使用するケースです。たとえば、SuccessFactors パフォーマンス管理が実装される前に収集された社員の履歴スコアを確認することができます。これにより、1 つの中心的な場所で社員のすべてのパフォーマンススコアが存在しているレポートおよびダッシュボードを利用することができます。残りのセクションには、この新機能の動作および設定に関する詳細情報が記載されています。

 

管理権限

  • パフォーマンス管理フォームの総合スコアをインポートする権限は、"管理者 -> セキュリティ管理 -> 管理権限" でユーザーに付与することができます。下位互換性のために、デフォルトではユーザーにこの権限はありません。
  • その他のすべての管理権限と同様に、この新規の権限も "デフォルトユーザー権限" で提供されています。ユーザーにこの新規の権限が付与されると、"管理者 -> 文書の管理 -> 総合スコアのインポート" で新規のリンクが表示されます。このページでは、ユーザーがカンマで区切られた値のファイル (CSV) を選択することができ、それによって総合スコアが更新されます。
  • インポートプロセスは非同期で行われ、そのプロセスが完了するとユーザーにはステータスの電子メールが送信されます。この電子メールには、更新の結果が詳述されます。

 

 

CSV インポートファイル形式

インポートファイルは、カンマ区切りの CSV テキストファイルである必要があります。ファイルには、任意の名称を付けることができます (しかし、拡張子は .csv である必要があります)。

ファイルの 1 行目は、ファイルのヘッダー行です。これは、ファイル内の各カラムをどのように処理するかをシステムに伝えます。ヘッダー行に対して使用できる値は 6 つあります。

 

カラム

説明

1

DOCUMENT_ID

必須。パフォーマンス管理文書を一意に識別する ID です。"i" ボタンの下にあります。

5345

2

PERFORMANCE

任意。マニュアル総合パフォーマンススコアを更新するための値です。

2、2.0、2.00

3

POTENTIAL

任意。マニュアル総合パフォーマンススコアを更新するための値です。

2、2.0、2.00

4

COMPETENCY

任意。マニュアル総合コンピテンシースコアを更新するための値です。

2、2.0、2.00

5

OBJECTIVE

任意。マニュアル総合目標スコアを更新するための値です。

2、2.0、2.00

6

USER_ID

任意。このカラムは、現時点ではプレースホルダであり、アップロード/インポート時に機能は実行されません。

cgrant1

ヘッダー行の必須エントリは DOCUMENT_ID のみですが、最低でも 2 つのエントリが必要です。更新するスコアの少なくとも 1 つがヘッダー行に含まれていることも必要です (つまり、少なくとも PERFORMANCE、POTENTIAL、COMPETENCY、OBJECTIVE のうちの 1 つが含まれている必要があります)。

 

予約キーワード:

UNRATED - 総合スコアを未評価の値に変更します (<デフォルトの評価>)。多くの場合 "1 つ選択" または "未評価" として使用されます。

NA - 総合スコアを未評価の値に変更しますが、選択を示しています (<未評価の評価>)。多くの場合 "着任直後のため評価不可能" または "N/A" として使用されます。

空白のエントリは無視され、スコアへの更新は行われません。評価スケールの値のみがファイルで受け入れられます。評価スケールの説明はサポートされていません。

 

ファイル形式の例:

DOCUMENT_ID,PERFORMANCE,POTENTIAL,COMPETENCY,OBJECTIVE,USER_ID

5245,3,,,,

 

このファイルでは、文書 ID 5245 のマニュアル総合パフォーマンススコアのみが更新されます。

 

 

インポートのサマリーステータスの電子メール

インポート全体の処理が終了すると、インポートを実行したユーザーに電子メールが送信されます。以下は、その電子メールの例です。

 

 

FAQ

これは、FAQ の一覧です。

1. この機能は、アプリケーションの v11 および ULTRA の両方のバージョンでサポートされています。

2. 評価スケールの値 (つまり、数値) のみがインポートファイルでサポートされています。評価スケールの説明はサポートされていません。

3. マニュアル総合コンピテンシーまたは目標スコアが更新されると、OCOC (総合計算目標コンピテンシー) スコアが再計算されます。

4. この機能は、変更段階 (つまり、署名、完了、削除段階ではない) にあるフォームに対してのみ機能します。

5. この機能は、パフォーマンス管理フォームに対してのみ機能します。

6. CSV ファイルの処理は、エラーが発生した場合も続行されます (つまり、すべての文書およびスコアが更新され、最初のエラー時にそれが停止したり失敗したりすることはありません)。

7. 行で 1 つのエントリが適切ではない場合、その文書に対するその他のスコアは更新されません。

8. この機能は、マニュアル総合スコアが有効化されているパフォーマンス管理フォームに対してのみ機能します。

9. インポートによって更新されたスコアに対する文書に監査エントリはありません。

10. 無効なヘッダー行のエントリは無視されます。

11. ヘッダー行のエントリ数は、後続のすべての行のエントリ数と一致している必要があります。

12. マニュアル総合スコアは、スコアに関連する評価スケールに存在している値にのみ更新されます。

 

注記: 目標/コンピテンシーおよびパフォーマンス/潜在力サマリーセクションでは、マトリクスグリッド評価スケールのみがサポートされます。(PMT-9326)

Keywords

KBA , LOD-SF-PM-RAT , Ratings and Weights , LOD-SF-PM-ADM , Admin Center, RBP, Permissions and Settings , How To

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